子供のいる家庭は、ジュニアNISAも併用することをおすすめします!
そもそも、NISAってなに?
そのような疑問を解決する記事になっております。
NISAを活用できるかどうかで、数十万~数百万の利益が変わりますので、一緒に勉強していきましょう!
2021/2時点での記事であり、ジュニアNISAの制度改正も反映しております。
NISAとは
ざっくり言えば、NISAとは運用益に税金のかからない口座のことです。
特定口座(普通の口座のこと)での運用では、売却益(売った価格-買った価格)や配当に対して、約20%の税金がかかります。
例えば、100万で購入した株を150万で売却すると、利益50万×税率0.2=10万が税金となるわけです。
これをNISA口座で運用すると、税金が0になるのです。
長期運用では、将来的に大きな売却益が期待できますから、税金も大きくなります。
ですから、その税金が0になるNISA口座を活用しないなんて、もったいないです!
しかし、NISAには年間で投資できる上限が決められているため、その上限を超えて投資することはできません。
その超えた分は、特定口座(普通の口座のこと)で運用することになります。
一般NISA/積立NISA/ジュニアNISAの違い
各種NISAについて、説明していきます。
まず、大人が開設できる一般NISAと積立NISAを比較すると、
「一般NISAの方が年間投資上限が高く、一般NISAの方がいいのでは?」
と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、非課税で運用できる期間が、一般NISAは5年間と短いのです。
その分、利益の恩恵を受けることができないのです。
そのため、非課税で運用できる期間が20年間である積立NISAが推奨です。
また、子供がいる家庭では、ジュニアNISA口座も開設することをお勧めします。
ちなみに、ジュニアNISAは、2023年末をもって終了致します。
2024年以降は、新たに投資することはできなくなりますが、2023年以前に投資した商品に関しては、最長20歳までは非課税口座で運用することが可能です。
NISA種類 | |||
一般 NISA |
積立 NISA |
ジュニア NISA |
|
対象者 | 20歳以上 | 20歳以上 | 0~19歳 |
対象 商品 |
株式 投資信託 上場投資信託 など |
投資信託 | 株式 投資信託 上場投資信託 など |
年間 投資 上限 |
120万 | 40万 | 80万 |
非課税 期間 |
最長 5年 |
最長 20年 |
最長 20歳まで |
資金 拘束 |
なし | なし | 2023年末まで 払い出し不可 |
NISAの併用
一般NISAと積立NISA両方始めるよ!
しかし、家族でフル活用すれば、それなりの非課税枠を勝ち取ることができます。
例えば、夫+妻+子供1人(20歳以下)の家庭の場合、
夫:積立NISA(上限40万)
妻:積立NISA(上限40万)
子供:ジュニアNISA(上限80万×1人)
合計して、160万の非課税枠が勝ち取れるわけです。
証券会社ごとの複数口座開設
積立NISAでの運用20年後
選択肢①
積立NISAの保有資産を売却せず、特定口座(普通の口座)で投資を続ける。
非課税期間が終了した時点の価格が新たな取得価格となり、そこからの利益は課税されるようになります。もちろん、非課税投資期間中の利益に対しては、課税されません。
選択肢②
積立NISAの保有資産を売却する。
もちろん利益に対して、課税されることはありません。
使用予定がないのであれば、特定口座で投資を続けましょう(選択肢①)
NISA開設にオススメの証券会社
NISA開設にオススメの証券会社は、楽天証券です!
楽天証券は、大手証券会社のなかで、クレジットカード決済で投資信託を購入できる、唯一の証券会社です。(’21/2現在)
クレジットカード決済できることで、決済額(積立額)の1%のポイントがもらえるのです!
「クレジットカード決済のポイント還元を除けば、他のネット証券でも大丈夫ですか?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実は 投資信託商品の豊富さでも、SBI証券と並び楽天証券はトップレベルなのです。
ちなみに、店舗型の証券会社・銀行での投資信託の購入はおすすめできません。
なぜなら優良な投資信託は少なく、ぼったくりの投資信託を売りつけられるケースが多いからです。
というわけで、優良な投資信託を買えて、なおかつポイントまでもらえる楽天証券で開設しましょう!
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まとめ
いかがでしょうか。
NISAについて、理解が深まりましたでしょうか?
まとめますと、
・NISAとは、運用益に税金のかからない口座のこと
・大人は積立NISA、子供はジュニアNISAを活用する!
・家族全員のNISA口座で、可能限り上限まで投資する!
NISAは超お得な制度ですので、存分に活用していきましょう!
なお、積立NISA、ジュニアNISAでの運用は、インデックス投資がオススメです。
インデックス投資がよく分からない方は、下記記事をごらんください。
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